翠の惑星 vol.1

さて、始まりました2011年!!ドゥニの今年のスタートは「翠」です!(注 2011年1月執筆)
なぜ、「翠」なのかといいますと、念願の「翡翠・ひすい」と「エメラルド(和名・翠玉)」がやってきたからです〜。今まで、ヒスイやエメラルドを扱ったことはありましたが、なんといっても高価な宝石さんです。ほんの少しでした。

ドゥニの様な「Rock shop(ロックンロールではありません、アメリカでは水晶や鉱物を扱うお店はロック・ショップと呼ばれます。ちなみに、クリスタルショップといいますと正確にはスワロフスキーさんの様なガラスになります〜(英語圏では)解説長い)」には、なかなか善いご縁がありませんでした。

しかも、この翡翠と翠玉はフェイクが多いのです。よほどの善い翠業者さんに巡り会えない事には手も足も出ません。
でも、昨年末のmy birthdayにやっと出会うことができました〜。ついでに言うと、たまたま行ったマヤ文明の元といわれる「オルメカ文明展」で翡翠の仮面(パレンケ王のではなく)も見れました〜。とても翡翠な日々でした。
すっごく、うれしいです!!個人的に翡翠とエメラルドは憧れでしたので。

まずは翡翠〜!
私達アジアの民族にとってはとてもなじみ深い石であります。勾玉とか、新潟県の糸魚川翡翠とか、翡翠のうんちくを聞くだけでも大変なことになりそうです〜。
翡翠は「空飛ぶ宝石」と言われるカワセミ鳥の別名なのだそうです。「翡」は雄、「翠」雌を意味します。ツガイなのですねぇ〜。仲良し夫婦です。
皇室の三種の神器のひとつ八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)は糸魚川翡翠の大珠だそうで、翡翠の霊力の強さはこんなことからも伺えます。

翡翠は「ジェイド」と呼ばれますが、これは硬玉(ジェダイド、翡翠輝石、本翡翠)と軟玉(深い緑色のネフライト)の総称です。硬度の違いで呼び分けられます。

カナディアン・ジェイドのカービング ネフライト私は、ネフライトも大好きです。深〜〜い緑色は感情に揺れ動く心をどっしりとなだめてくれます。
インドやカナダでよく産出されます。別名「インド翡翠」。ニュージーランドのマオリ族も儀式等に使います。友情の石として有名です。
自然のグリーンってほんと癒されます。一人、深い森やジャングルの奥地で自然と一体化している様な気持ちにしてくれます。
何でもどっしりと受け入れてくれる包容力いっぱいの優しいお母さんって感じの翡翠です。
写真はカナディアン・ジェイドのカービングです。コヨーテさんや熊さんのアニマルトーテムが大自然と動物界の優しさに繋いでくれます。

ミャンマー産のジェダイドお次ぎは有名なミャンマー産のジェダイド。高嶺の花ですし、コネクションもないので今まで入手困難でした。
中国では「仁・義・礼・智・信」の五徳を備える石として、とても大切にされています。
高潔な人物が持つにふさわしい石とされ、恋愛、金運等のエゴイスティックな願望には効果がないそうです(笑)
魂を高め合うパートナーとの縁や、まわりの人への愛や豊かさに繋がる願いを叶えてくれるのだそうです。「真の勝利や成功は愛を伴うものである」そういった事を教えてくれる、厳しくも慈悲心に溢れたお父さんの様な存在に思います。

てことは、「翡」はお父さん、「翠」はお母さん。身につけることが出来る私達は人徳を学ぶ雛鳥みたいなもんでしょうか?りっぱな「翡翠」になって「空飛ぶ宝石」と呼ばれたいものです。

あ!とても珍しい「翼」のデザインのペンダントトップも入荷してました!
大体、翡翠って中国っぽいデザインが多いですよね。布袋さんとかドラゴンとかいろいろ。。
この羽を見つけたときは超うれしかったです。
あ〜〜、今書いていてやっと繋がりました。
うれしいです〜。

で最後に、本翡翠は硬度が高く、ある衝撃にはダイヤモンドよりも強いのだとか。
そんな本翡翠同士を手のひらで転がすと何とも美しい音色がでます。ちりんちりん
翡翠は音楽性も高めるのだそうです。

LOVE JADE

次はエメラルドいきます!

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