どうゆう意味ですか?とよく聞かれます。
サンスクリット語で直訳ですと「聖なる地面の裂け目」。
インドで、サドゥと呼ばれる遊行僧や聖職者が庵やテンプル等で火を起こす聖なる場所を言います。神聖な焚き火って感じでしょうか?女神、シャクティズムの力と結びついています。
私達夫婦は90年代バックパッカーの旅人で、インドのヒマーチャルプラデーシュ州のマナリーのバシシト村で出会いました。マナリーと云えばヒマラヤ水晶の産地のひとつです。
バシシト村には聖なる温泉が出てるテンプルがあって、そこにサドゥ達がよく巡礼に来るのですね。巡礼者用の寝泊まりする庵のようなところにドゥニがあって、主人も私もよくそこでサドゥ達とドゥニを囲んでチャイを頂いたりお話をしたりしたものでした。
出会った頃はまさか自分たちがクリスタルショップを始めるなんて夢にも思っていませんでした。元々石好きの私はそこで初めてヒマラヤ水晶を手に入れました。
翌年もマナリーに行くと、バシシト村で主人と偶然再会しまして、その後アジア、ヨーロッパを放浪しながら結婚、出産、子育て旅。
2001年に本格的に日本に帰ってきて何か自分たちで出来る仕事は?一番好きなものは何だろう?と考えてると「ヒマラヤ水晶」にたどり着く。とにかく水晶が好き!
一念発起、直輸入の水晶専門店をやってみる事に。
一番最初は、高知のフリーマーケットに出店。小さなテーブルの上に原石のシングルポイントだけのささやかなものでした。まだその頃はパワーストーンブームの前で、「水晶の原石をどうするの?」と云う反応が多かったですが、しばらくして中心街にチャレンジショップの形で小さいお店をオープン!屋号は「Dhuni Crystal」に即決!
石の数も種類も増えて、興味を持ってくれる人も増えました。
チャレンジショップも期限が切れ、今の店舗に引っ越して現在に至ります。
なんか短いですが、振り返るとずっと水晶さんに突き動かされているようです。